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うちの子、ちょっと歯並びが悪いかも……?
でもほとんど乳歯だし、どうせ生え変わるから大丈夫かな。 -
そんなときはぜひ歯科にご相談ください!
顎が充分に大きくなっていない発育不全のケースも考えられます。その場合は、乳歯が永久歯に生え変わるときに、歯がまっすぐ並んで生えることができず、その結果、歯並びが悪くなってしまうのです。 -
えっ! それは気を付けないといけませんね。
乳歯の時点で歯並びに問題がある場合、永久歯に生え変わったときにさらに悪くなってしまうのでしょうか? -
実は、そうなんです。顎の発育不全には先天性のものと後天性のものがあります。
後天性の原因としては「飲み込みのクセと低位舌」、「口呼吸」の2つが大きく影響しています。
飲み込みのクセと低位舌



歯に不自然な力が加わるお口のクセ
人間は1日に何回くらい飲み込みを行っているか知っていますか?
その回数、なんと600回以上です。このとき、舌や顎、唇の筋肉が使われていて、歯にも一定の力がかかっています。そのため、頬や顎、唇、歯に不自然な力がかかる飲み込みは、歯並びが悪くなる原因になってしまいます。
また、舌が上顎についておらず、正しくない位置にある「低位舌」も、顎が健全に発育できない原因のひとつです。上顎がV字型になってしまい、乳歯から永久歯に生え変わるときに充分なスペースを確保できず、さらに歯並びが悪くなってしまいます。
そんな飲み込みのクセと
低位舌を
改善するためには?
CHECK
- 正しい飲み込みを習得するための自宅でもできるトレーニング
- 忙しいママ/お子様でも安心!装着するだけ低位舌改善マウスピース装置

口呼吸



“歯にかかる力”で歯並びは
決まる
歯には、頬や唇、舌などから常に力が加わっています。これらの力が均衡するところで歯の並びが決まります。しかし口呼吸の場合は、適切な力のバランスを生むことが出来ず、出っ歯や叢生(そうせい)といった不正咬合に繋がってしまいます。
さらに、口呼吸は「低位舌」を引き起こします。実際にしてみるとわかりますが、口呼吸の際、舌は「低位舌」になっています。このようにして、口呼吸は歯並びに悪い影響を与えるのです。
そんな怖い怖い口呼吸を
治すためには?
CHECK
- お口のクセを改善するための自宅でできるトレーニング
- 忙しいママやお子様でも安心!装着するだけクセ改善マウスピース装置


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お口のクセが、歯並びに大きな影響を与えるとは知りませんでした……。小さな頃から改善しておくのが良いのでしょうか?
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お口のクセの怖さについては、残念ながらご存知ない方がほとんどです。ただ、乳歯の時点で歯並びが気になるのであれば、お口のクセがある可能性がありますので、一度お近くの歯医者さんで診査を受けてみてはいかがでしょうか。
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そうですね、歯医者さんに行ってみようと思います!
ところで、お口のクセがあるかどうかを検査してくれる歯医者さんってどうやって調べたらいいのでしょう。?? -
お口のクセを診査してくれる歯医者さんは、ホームページに「悪習癖」「MFT」「口呼吸」といったワードを使っている場合が多いです。
当院では、虫歯はもちろん、お口のクセや歯並び、お口の細菌リスクなども総合的に検査し、お子様のお口と歯とお顔と全身の健康を守る仕組みを作っております。 -
わかりました! 良さそうな歯医者さんを選んで検査を受けようと思います。ありがとうございました。