香椎照葉こどもとママの歯科医院

【診療時間】9:00~13:00 14:00~18:30

【休診日】月・火

OPEN OPEN

小児歯科ブログ BLOG

舌小帯短縮症とは?

舌小帯短縮症とは、舌の下にある帯状の組織が短くなってしまうことで、舌の運動や発音、食事などに支障をきたす症状です。この状態は生まれつきのものであり、赤ちゃんが母乳やミルクを飲む際に、舌が上手に動かせないために吸引がうまくできず、授乳困難となることがあります。また、歯並びが乱れることもあります。

舌小帯短縮症の治療には、舌小帯の切除が一般的です。手術は一般的に日帰り手術で行われ、術後の経過も比較的良好です。

舌小帯短縮症によって起こる症状は、次のようなものがあります。

  1. 授乳困難:赤ちゃんが母乳やミルクを飲む際に、舌が上手に動かせないために吸引がうまくできず、授乳困難となることがあります。
  2. 舌の運動の制限:舌の運動が制限されるため、舌を上下左右に動かすことができず、発音や食事などに支障をきたすことがあります。
  3. 歯並びの乱れ:舌の運動が制限されることで歯並びが乱れることがあります。特に、前歯の歯並びが乱れることが多いです。

これらの症状が現れた場合は、早期に小児歯科医に相談し、適切な治療を受けることが大切です。舌小帯短縮症の治療には、舌小帯の切除が一般的です。

 

上唇小帯付着異常は、上唇小帯が口の中の正しい位置に付着していない状態を指します。上唇小帯とは、上唇の中央部分をつなぐ筋肉の帯状の組織であり、口唇を動かすために重要な役割を担っています。

上唇小帯付着異常が起こる原因は、上唇小帯の長さが異常に短い、もしくは上唇小帯の付着位置が異常な場合があります。

この状態があると、上唇の動きが制限されたり、口唇が引っ張られたりすることがあります。

上唇小帯付着異常は、赤ちゃんや乳幼児期に発見されることが多く、通常は症状がない場合が多いです。

ただし、上唇小帯が異常な位置に付着している場合、口唇が引っ張られて前歯の間隔が開いたり、口唇が開きっ放しになって口呼吸が増えたりすることがあります。

上唇小帯付着異常に対する治療は、上唇小帯を切除する手術が一般的です。手術は比較的簡単なもので、日帰りで行われることが多く、術後の経過も良好です。ただし、手術にはリスクがあり、歯科医師の指示に従って治療を行う必要があります。

舌突出癖とは、口から舌を出している習慣がある状態を指します。舌を突き出す癖が継続していると、歯列や発音に悪影響を与えることがあります。

舌突出癖の原因には、ストレス、緊張、不安、口呼吸、不良な姿勢、舌の病気や異常などがあります。また、歯列異常がある場合には、上唇を使わずに舌を突き出すことで歯列異常を補正しようとする場合もあります。

舌突出癖の治療には、習慣を改善することが必要です。まず、日常的に舌を出していることに気付いたら、すぐに口を閉じて正しい姿勢で呼吸するように心がけましょう。また、口唇筋肉を強化する口唇筋肉運動を行うことが有効です。さらに、ストレスや不安などが原因の場合には、その原因を取り除くように努めましょう。

舌突出癖が改善されない場合には、小児歯科医や口腔外科医に相談し、矯正治療を行うことが考えられます。具体的な治療方法には、舌の位置をコントロールする舌のトレーニングや、マウスピースを使用した矯正装置などがあります。早期に治療を受けることで、歯列や発音の改善を促すことができます。

Copyright © スマイルライン歯科・矯正歯科 All rights reserved.

0926710003 24時間WEB予約